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2007.10.11 (Thu)

きっとぼくらも死んでいく!

唐突に書きたくなった、榛名×阿部話です。
なんかいつもの自分の傾向そのままの話。始まりから別れを考えてる高校生。

【More・・・】

いつかやって来る別れの日の為に。

 覚悟はしている。いつもしている。明日死ぬかもしれない。ましてや今日死ぬかもしれない。1分後かもしれない。1秒後かもしれない。分からないけど、覚悟はしている。

0歳児の平均余命

 あの人は何も考えていない、と思う。
 深く考えることはしない。本能の人だと思っている。それはあの腕が手が、放り投げる球のように直線的に荒々しく虚勢でない強さみたいに。

「榛名さん」

 繋がれた手。大きくて、皮膚がかたくなってる。ああ。野球をしている手だ。当たり前にそう思った。
 隣を歩く、元バッテリーは視線を少し俺に合わせて下に向けた。

「俺ね、長生きできないって言われました」
「はあ!? 何、お前どっか悪いの!?」
「いや。生理学的にじゃないですけど」

 ああ、でも生理学的にも長生きはできないかもしれない。
 意外にも俺は刹那主義。対して榛名さんは目の前の出来事に躊躇しないタイプ。目先の試合よりプロの為の体作りを続けていることからも明白。
 屹度、俺はこの人を置いて死ぬだろう。
 事故か寿命か病気かは分からないけれど。

「俺はたぶん、アンタより先に死にます」
「何言ってんだよ、後輩」
「予想です。いや、予測かな? でも屹度、事実になります」
「予言ってか?」
「そうとってもらってかまいません」
「タカヤ」

 声の感じが、少しかたくなった。のが、分かった。
 見下ろす目は冷たい色を称えているんだと思う。直視する勇気はないので見上げない。受け止めるので精一杯だ。

「覚悟、しといてくださいね」
「タカヤ」
「俺はアンタを置いてきます」
「タカヤ!!」

 強く手を引かれた。抱きしめられた。本当、むだなまでにデカい体。羨ましい。大きな骨。
 顔を上げる。真っ直ぐな目が俺を見てる。ごまかすってことができない人だなあ。離れちゃならない、って気がする。俺がいなくなったらどうするんだよ?
 少し、すこしだけ笑いが浮かんだ。ひどく自然に。

「今度は俺が、勝ち逃げるんで」

 アンタに置いてかれるのはもうごめんなんです。

 本音を隠す素振りで気づいてくれと、額を胸に摺り寄せた。



てゆかここ何処やのん?(→何処かの帰り道。たぶん冬)
まだまだ若いのに、死に際の話とかするといい。悶える。そして屹度、阿部はまた勝ち逃げされると思うんさ!(酷)
はるなさんはひこうきじことかでしにそうだよね!
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